競技種目について
端的に言えば、音楽に合わせて人と犬が踊る競技です。
「座る」ことや「伏せる」ことは、フリースタイル演技の中ではトリックと呼ばれます。一方、ムーブと呼ばれる要素として、歩く、走る、スキップ、などがあります。簡単なトリックやムーブもあれば、複雑なトリックやムーブもあります。
最終的にトリックとムーブを組み合わせ楽曲に乗せてダンスパフォーマンスとして完成させていきます。衣装や小道具などもパフォーマンスを活かすアイテムとして使用されます。
お互いの信頼関係を大切にし、しっかりとした基礎技術の上に成り立つ芸術的な競技が、現代のフリースタイル競技です。
ハンドラーと犬が音楽にのせてより美しく芸術的に表現します。犬が自然に無理なく行える動作を用いる事が大切で、ハンドラーのコスチュームや小道具などが、より一層演技を引き立てるものでなくてはなりません。観客や審査員を引き込むような演技が高い評価を得ます。
ハンドラーと犬が、正確なポジションやムーブを調和のとれた美しいステップラインで技術的に表現する競技です。ヒールウォークが演技の核となりヒールポジションの正確さや動線の組合せを楽曲に合わせて演技します。
MF・HTM、それぞれ、レベルに応じてクラスが分かれます。
(ルーティンタイム 1分~4分00秒)
競技ではなく、本番を想定した練習のためのクラス
(ルーティンタイム 1分30秒~4分00秒)
席次をつけず評価を受けるためのデビュークラス
(ルーティンタイム 2分00秒~4分00秒)
QFを獲得するためには、技術点・芸術点ともに70パーセント以上が必要
(ルーティンタイム 2分00秒~4分00秒、TT1資格が必要)
QFを獲得するためには、技術点・芸術点ともに80パーセント以上が必要
(2分30秒~4分00秒、TT2資格が必要)
QFを獲得するためには、技術点・芸術点ともに90パーセント以上が必要
(ルーティンタイム 2分30秒~4分00秒、TT2資格が必要)
QFを獲得するためには、技術点・芸術点ともに95パーセント以上が必要
※ この競技クラスに付随して「サッシーシニア&ハンディダンディ」があります。
フリースタイル委員会では、クラス見直し、規定の再編を行っております。
決まりましたら、発表させていただきます。