競技種目について
練習用ハードルについて: | 用具に慣らす目的で、決められた時間に会場内に設置します。 リードを装着した状態でご使用ください。 また、会場内で個人用ハードルを使用することは禁止されています。 |
ラリーオビディエンスは、人と犬が共に楽しめるスポーツ活動として、オプデスでは2018年の1月から正式に導入しました。
通常のオビディエンス競技と大きく異なる点は、パフォーマンス中に犬を褒めることや、トリーツの使用を認めるなどの特別なルールが設けられている事です。
ラリーオビディエンスは、リンク内に設置された複数のエクササイズを、犬とハンドラーが制限時間内に進んでいく競技です。
アジリティではリンク内に障害が置かれていますが、ラリーオビディエンスは障害の代わりにエクササイズサインが置かれているといったイメージです。
コースはアジリティのように、番号順に進んでいきます。
イントロ | リード付き 生後6ヶ月以上 | ||||||||
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レベル1 | リード付き 生後6ヶ月以上 | ||||||||
レベル2 | リード無し 生後一歳以上 | ||||||||
レベル3 | リード無し 生後一歳以上 | ||||||||
ベテラン | リード無し(年齢は体重に応じて変化します、そちらはホームページ上のラリーオビディ
エンス規定をご参照下さい)
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使用するエクササイズの数、制限時間、難易度は、そのレベルに応じて変わってきます。ベテランクラスでは間接への負荷を考慮し、使用するエクササイズに制限が設けられるなど、他競技を引退した犬や高齢犬でも、継続してハンドラーと共に楽しめる競技になっています。
ハンドラーはパートナーとなる犬が、出場するレベルのタイトルを持っているか否かで、Aクラス、Bクラスのいずれかに参加する事になります。AクラスとBクラスの両方に参加することは出来ません。
タイトルとは、レベルイントロ・レベル1・レベル 2・レベル3・レベルベテランの名称を意味します。
タイトルを獲得するには
タイトルを獲得するには、同じレベルで3度合格しなければなりません。
3度合格した犬は、次回からそのレベルではBクラスでの参加となり、Aクラスに参加する事は出来ません。
参加するレベルに制限はありません、どのレベルにも参加するとこが出来ます。
但し、レベル1からレベル3のタイトルは、レベル1から段階的にしか与えられません。
例えば異なる3つの競技会に、毎回レベル1, 2, 3のAクラスで参加した場合、その犬がレベル1とレベル3で3回合格し、レベル2が2回しか合格していな場合、この犬に与えられるタイトルはレベル1のみです。レベル2でもう一度合格すれば、レベル2とレベル3のタイトルが同時に与えられます。
合格点は170点です。
スタート時に持ち点が200点あり、パフォーマンス内容に応じて点数が減っていく仕組みになっています。どのレベルにもボーナスエクササイズというものが存在し、ボーナスエクササイズが成功すれば最大10点の加点がつきます。ボーナスエクササイズを実行しない、あるいは失敗した事に対する減点はありません。競技で点数が同点の場合は、タイムが早いペアが上位になります。また大会運営事務局の裁量で、決定戦を行う事も出来ます。
WCRLまたはUSDAAに登録された、生後6ヶ月以上の犬であれば、犬種を問わず参加出来ます。
ハンドラーはその犬の所有者、肉親、配偶者、ライフパートナー、祖父母、あるいは孫とWCRLは定義しているので、オプデスでも現行はそれに準じて行っています。
また、申込と同時に登録の同時申請をする事も可能です。
登録しない場合、イントロ、レベル1、ベテランに限って参加する事が出来ます。また大会終了時までに登録申請を行えば、その日の記録は残りますが、順位には反映されません。
2023年9月より、OPDESを通じてWCRL登録をする場合はOPDES会員資格が必要です。
オプデス会員にはグリーンブックがつきます。
ラリーオビディエンス競技会参加費用 | 会員5,500円 非会員6,500円 登録同時申請6,000円 |
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〈補足〉
WCRLとは、World Cynosport Rallyの略です。WCRLはUSDAAの傘下になるので、USDAA登録犬も参加可能になっています。