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災害救助犬試験

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国際救助犬試験規定・IPO-R(和訳:島津) ※ 世界畜犬連盟(FCI)・ 国際救助犬連盟(IRO)
※ 2019年1月1日施行
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国際救助犬試験規定・IPO-R 2019 追記補足解説文
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災害救助犬試験とは?

国際救助犬連盟(IRO)の国際救助犬試験規定(IPO-R2019)に沿って通常年2回開催しています。

実施試験科目

RHT-V 瓦礫捜索部門 前段階試験
RHT-A 瓦礫捜索部門 A段階試験
RHT-B 瓦礫捜索部門 B段階試験

※ 受験はV段階から始めて、V→A→Bと進みます。

受験資格

V段階 最低15ヶ月以上
A段階 18ヶ月以上
B段階 20ヶ月以上の健康で狂犬病、各種予防ワクチン接種、マイクロチップ装着済みの全犬種
(血統書の有無を問わず、ミックス犬も可)

※ 受験はV段階から始めて、V→A→Bと進みます。

試験の構成

各段階、嗅覚作業+服従熟練作業を行います。

嗅覚作業 V段階 100点満点で70点以上合格
AB段階 200点満点で140点以上合格
服従熟練作業 VAB段階共に100点満点で70点以上合格
  • ※ 各科目、総合得点で70%以上が必要です。
  • ※ オプデスでは、B段階合格をもって希望者に、オプデス救助犬認定証を発行しています。
  • ※ 試験に於いては次の項目を主に審査されます。(犬の性格、社会性、品性、服従心、等)

試験内容

服従熟練部門

紐付き・紐無し行進 常歩・速歩・緩歩・右左折・ターン・一時停止を含むコースを行進する
群衆内行進 別の犬のハンドラーを含む四人と受験外犬二頭からなる群衆内外を行進する
持来 指定された、又はハンドラーが選んだ日常仕事として使う物品を持来する
移送 ハンドラーは、自ら犬を抱き10m先でまつ要員に地面に降ろすことなく受け渡しさらに要員が10m先で犬を静かに降ろす
瓦礫歩行 3㎡の瓦礫上を脚側で行進する行進する
不安定な橋渡り 地上40cm×幅30cm×全長4m
遠隔操作 1辺40mの正三角形の頂点に設置した3つのテーブルに指定された順に犬を送り込む
水平梯子わたり 全長4m 幅50cmの水平な梯子を渡らせる
トンネル通過 固形と布で出来た各々3mのトンネルを通過させる
スウィング ブランコのように吊るされた30cm×3mの板の上を通過させる
遠隔による3姿勢変更 10m離れたテーブルに犬を送り込み、座れ、伏せ、立止の姿勢をとらせる
嗅覚作業
  • 瓦礫捜索部門(RHT)
  • 瓦礫現場の広さ
  • V段階→400~600㎡
  • A段階→800~1000㎡(高低差1mを含む)
  • B段階→1200~1500㎡(高低差2mを含む)
  • *被災者の数と捜索時間制限
    V→1人→10分
    A→2人→15分
    B→3人→30分
  • *制限時間内に被災者全員を見つけなければ合格点数は与えられません
  • *捜索時間内に次の項目を審査されます
    操作性、捜索意欲、機動性、自主性、戦術とチームワーク
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